半導体とは?1分でわかる「半導体」ざっくり解説

半導体
半導体

半導体とは?

「半導体」とは、電気を通しやすい「導電体」と、電気を通しにくい「絶縁体」の中間の性質をもつ物質のこと

半導体の用途は?

半導体には、電気の流れが温度で変化する特徴があり、低温では電気を通しにくく、温度が上がるにつれて電気が流れやすくなります。半導体はその性質を用いて、電流を制御する役割に使われます。

半導体の性質

①光エネルギーを電気に変換する

主な用途:太陽電池、太陽光発電

②電気エネルギーを光に変換する

主な用途:LED、有機EL、レーザー

③電気の流れを制御する

主な用途:トランジスタ、ダイオード、コンバーター

 

これらの性質を活かして、半導体は身の回りのありとあらゆる製品に活用されています。

身の回りの半導体が使われている製品

エアコン、炊飯器などの家電製品、パソコン、スマートフォン、自動車、電車、医療機器など。

電気を用いて動きを制御するのが特徴なため、電気を使うほぼ全ての製品には使用されていると言っても問題なさそうですね。

半導体の種類

半導体は、その用途によって大きく4つに分類できます。

①メモリ

メモリは、データやプログラムの記憶装置としての役割を果たします。

電源を落とすとデータが消える「揮発性メモリ」と、電源を落としても保管される「不揮発性メモリ」の2つに分かれます。

②トランジスタ

トランジスタは、3つの端子(入力端子、接地端子、出力端子)を持つ半導体デバイスです。

スイッチのオン・オフで電流を制御するスイッチング作用や、小さな電気信号を大きくする増幅作用などに使われます。

③センサ

センサは受け取った情報をもとに、電気信号やデータを出力する装置です。

たとえば、温度、光、色などの物理的・化学的な現象を収集し、機械が取り扱うことのできる電気信号やデータに変換します。

④ダイオード

ダイオードの役割は、電流を一方通行にすることです。反対の流れの電気はほとんど通さなくなる構造を持っています。

用途に応じて「整流」「検波」「低電圧」「スイッチング」の4種類に分類されます。

半導体の主要メーカー

世界の半導体売上トップ10は以下のようになっています。

Samsung、Intel、Qualcomm、Bloadcom、SK Hynix、Micron、NVIDIA、AMD、Texas Instruments、Media Tek

日本の最大手はキオクシアで、世界では第15位となっています。

また、半導体には多くの部品や用途、製造工程が存在するため、その分類によって様々な大手企業が存在します。

例えば、台湾のTSMC(台湾積体電路製造)は、ファウンドリと呼ばれる自社ブランドを持たない受託製造企業ですが、売上高は2022年にSamsungを超え、半導体業界では世界最大手となっています。

 

半導体は、電気によって性質が変化する物質で、あらゆる電気を用いる製品に使われている。

 

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ちゃいこふ

IT企業→ビジネスマッチングの会社で働く25歳。
リサーチ業務を通して、日々いろんな業界の基礎知識を吸収中。
初心者でもなんとなくわかった気になれる用語辞典を目指してます。

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